バスケットボール界の亀田兄弟？ロンゾ・ボールとレイカーズの未来

ここ最近ひたすらバスケットボール界を賑わしている、ボール兄弟。

三兄弟の育ての親で、とにかくメディアに出たがりな父のラヴァー・ボール、長男で今年ドラフト全体2位でレイカーズに指名されたロンゾ・ボール、次男で今年から兄と同じくUCLAに通うことになったリアンジェロ・ボール、高校2年生にして1試合92得点の記録を持つ三男ラメロ・ボール。

彼らの話題がアメリカのスポーツニュースにあがらない日はないくらい、連日報道され続けています。

今年のNBAドラフトまでは、特に父のラヴァーが、レブロンやウエストブルックを批判したり、スポーツブランド立ち上げたりして話題になっていましたが、ここ最近は、長男ロンゾのサマーリーグでの活躍が話題の中心になっています。



個人的に、このロンゾ・ボールとても楽しみな選手で、ぜひレイカーズの将来をになっていってほしいと思っております。

亀田兄弟そっくり？

日本のボクシング会で亀田3兄弟が話題になったときも、ビッグマウスな父親と若き3兄弟が話題になりました。

ボール兄弟現象はそれに似ています。

ビッグマウスな父親。

亀田ジムをたてた亀田家、ビッグ・ボーラーブランドというブランドを立ち上げてしまったボール家。

意外とオーソドックスなスタイルの長男。長男を超える才能と噂される二男と三男。

共通点がかなり多く、あの現象を再び見ているような印象です。

ロンゾ・ボールが変えるレイカーズの未来

4年連続でプレイオフを逃しており、球団史上最悪の暗黒期を迎えているレイカーズ。

しかし、今年はコートの外でトラブルなどもあったラッセルと無駄に莫大な契約を結んでいたセンターのモズゴフをトレードし、代わりにネッツからブルック・ロペスを獲得。

フロアを広げられるセンターを獲得した上に、来シーズン終了後に契約が切れる為、キャップスペースを作ることができます。

さらにコルドウェル・ポープをFAで1年契約するなど、順調に来年度のFA市場を見据えた動きをしています。

それと合わせて、このサマーリーグでルーキーのロンゾ・ボールが2回のトリプルダブルに、フィラデルフィア戦で36得点あげるなど順調な活躍をみせており、その他若手とともに明るい材料を提供。

指名後、球団社長を務めるマジック・ジョンソンから、「このアリーナに君のユニフォームをかけるんだ」と大きな期待を寄せられるロンゾは、サマーリーグながらほぼ毎試合で二桁得点、二桁アシストを記録しており、監督のルーク・ウォルトンも「あれだけパス優先でプレーできるポイントガードがいると、選手たちに速攻で走るように指示しやすい。パスが出るとわかっていれば選手たちも喜んで走る」とコメントしています。

変則的なシュートフォームがよく批判されるショットの方は、やや成功率が低いのが懸念されますが、そもそも爆発的な点取り屋というタイプではないので、効果的に得点がとれるよう調整していってほしいところです。


父親だけでなく、自社ブランド、球団の期待、地元の期待などあらゆるものを背負っていますが、レイカーズのみならず、NBAの顔となるべく、この19歳に活躍に期待です。

きょうはここまで。

No.2018 2017.07.17

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