*

[スピーチ] 人生の失敗から得られる「自分らしさ」

公開日: : アート, 私生活

Hello Mic...
スティーヴ・ジョブスが、スタンフォード大学の卒業式で「Stay Hungry, Be Foolish」と語ったことはあまりにも有名。

本当に自分がやりたいことをやりなさい、というメッセージは今でも人々の心に火をつけ続けています。

でも自分がやりたいとおもっていたことが、今やろうとしていることとは違うのかもしれない。しかし、それはそれで構わない、と教えてくれるのが2011年ダートマウス大学でTV司会者のコナン・オブライエン氏が行なった演説です。



このスピーチこそ、人生をどうとらえるべきかが素晴らしく表現されています。

スポンサードリンク


人気コメディアンのふざけたスピーチ

人気TVアニメ「シンプソンズ」やサタデーナイトライブで作家もつとめたコナンは、アメリカで最も面白い司会者の一人。

その演説もまた数々のジョークで聴衆を全く飽きさせません。

私も以前あなたたちと同じ場所に座っていました。本当です。昨夜遅く私はこの会場に忍び込み全ての席に座りました。


私はこの仕事(演説)をとても重大な役割と認識しています、ですから皆さんが重要な期末レポートに望むのと同等の集中力をもって私はこの仕事に取りかかりました。というわけで、昨夜遅くに書き始めたわけです。


スピーチの大半はこんなくだらないジョークばかりが続きます。


失敗の美学

スピーチも終盤にはいったところ、それまでのおもしろおかしいトーンから、一気に真剣な話になります。

2010年、コナンは念願だった、トゥナイトショーという伝説のトークショーのトークホストとして、有名司会者の後釜に抜擢されます。

しかし、5年間契約だったその番組は、コナンの前任者をもう一度同時間帯に復帰させたいというテレビ局の意向により、はじまってたった数ヶ月で状況が一変します。

コナンには、彼の前任者の番組後、日付が変わってからの時間帯で番組を続けるオファーが出されますが、「トゥナイトショー」という番組が今夜のうちに放送されないのは間違っていると反論します。

トゥナイトショーという伝説の番組への強いこだわりを持つコナンと、前任者を戻したいテレビ局との対立は、全米で大きな話題となりますが、結果としてコナンがたった七ヶ月で番組を降板することで一応幕をひいた形となりました。

失意の中、コナンは新しいコメディの形を模索をはじめます。SNSを活用したり、ツアーを行なったり。結果として働き始めてからもっともエキサイティングな一年になったとコナンは振り返ります。

長年の夢だった有名トークショーの司会者となることが「成功」することだと考えていたコナンはここで気がつきます。この失敗が自分の仕事に確信をもたせてくれたことに。


最悪の失敗は人を自由にする

「自分はこんな人間だ」「自分はこういうことをする人間になる」という思いが、失敗によって打ち砕かれたとき、人は既成の理想像とは離れて、自由に本当の自分らしさと向き合う事が出来るとコナンは続けます。

“It is our failure to become our perceive ideal that ultimately defines us and makes us unique. It’s not easy, but if you accept your misfortune and handle it right, your perceived failure can be a catalyst for profound reinvention.

自分が意識した理想を達成できないという失敗こそが、最終的に我々が誰であるかを決め、一人一人の個性となる。
これは簡単なことではない。しかし、自分の不幸を受け入れ、きちんと向き合う事ができたなら、この理想にたどり着けなかった失敗が、全く新しい自分自身の発見を促すカタリストになる。


Conan O’Brien at 2011 Dartmouth College Commencement Address


今ある夢が、10年後、20年後変わってもいい。

失敗をすることを恐れようが恐れまいが、いつか必ずそのときは人々に訪れる。それをきちんと受け止めてこそ、自分が本当にやるべきことが見えてくるとコナンは力強く語ります。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

スピーチ自体は、ちょっと英語になれていないと難しい(というか早口なのでジョークが聴き取りづらい)かもしれませんが、自虐ネタとから、そのまま自然と人生のレッスンまでもっていく力はさすがです。

典型的なアメリカ人好みのスピーチといえるのではないでしょうか。

あなたが自分らしいと思う事はなんですか?その自分らしさはどんな失敗によってもたらされたものですか?

なりたかったものになれなかったからこそ、今の自分らしさがある。

その失敗と向き合うことこそが、大切というすごくポジティブなメッセージが印象的ですね。

だすぴだーにゃ!


style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-4210636571126027"
data-ad-slot="3949766933">

スポンサードリンク

photo by:
track feed Peanut Butter and Jelly

関連記事

[Life] ロシアの冬はまだ始まったばかり

今年のロシア滞在もあと少しです。 年初は壮絶なペースで滞在していたけど、中盤くらいから

記事を読む

[ブログ] ブログが2周年を迎え、私は30歳になりました

本日このブログ開設2周年を迎え、自らも30歳になったわっとです、どーも。 29歳になっ

記事を読む

[Life] 日本食にテンションが上がったら

ロシアにいると日本食にありつける機会は少ない。 なので、たまに日本食を振りまわれるとテ

記事を読む

[Web] あなたはいくら払ってる?有料会員登録しているWebサービスを見直してみた! #chargeds

photo credit: Fly For Fun via photopin cc[/captio

記事を読む

[Music] 見逃した?aikoの新春CMが今年もとてもかわいかった!

わっとです、どーも。 永遠に歳をとらないんじゃないかとおもうくらい、いつまでたってもキ

記事を読む

[映画] 「あの頃、君を追いかけた」すれ違う初恋の美しさを描く青春ドラマ

旅行以来、自分の中の台湾熱が高まりつつあるわっと(@WatOno)です。どーも。 先日、新宿

記事を読む

[Beer] 地上の楽園エビスビールの祭典!恵比寿麦酒祭2012にいってきた!

エビスビールブロガーなわっと(@WatOno)です。どーも。 ちょっと贅沢なビールとし

記事を読む

[動画] 大雪のニューヨークで大はしゃぎ!街中をスノーボードで滑りぬける男たち

このブログでもたびたび取り上げているニューヨーク在住のYoutuber/映画監督 Casey

記事を読む

[Photo] DJI OSMOはスタビライザー一体型の未来のビデオカメラ

GoProユーザーとしてここ最近スタビライザーの導入を検討していたのだけど、ここへ来てDJI

記事を読む

no image

[Life] 物語を生み出す方法

アメリカの高校に2年間通っていたけど、意外にも国語(英語)の授業が一番得意だった。 決

記事を読む

track feed Peanut Butter and Jelly

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



  • わっと ( @WatOno )
    東京生まれ 南カリフォルニア育ち、神戸、伊豆を経て現在は東京在住。84年生まれ/輸入コーディネーター。

    詳しく
no image
[Music] 2017年版 終わりゆく夏を惜しんで10曲

夏は終わって言って悲しい限り。 その終わりゆく夏を惜しんで聴きた

no image
バスケットボール界の亀田兄弟?ロンゾ・ボールとレイカーズの未来

ここ最近ひたすらバスケットボール界を賑わしている、ボール兄弟。

no image
33歳になりました。

今年も誕生日がやってきてまた1つ歳をとった。意外だったけどロシアで過ご

no image
[Music] 2017年上半期にグッときた俺的名曲10選

今年の上半期に聴いた好きな曲をあげてきます。 リストを作

[NBA] マジック・ジョンソンが球団社長に就任。LAレイカーズに今何が起こっているのか。

シーズン序盤の好調な出だしもどこへやら。とうとう西カンファレン

→もっと見る

track feed Peanut Butter and Jelly
PAGE TOP ↑