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[漫画] バイクにも乗らない僕が『湘南爆走族』が好きな理由

公開日: : 最終更新日:2015/07/27 ブログ, 私生活, 読書

湘南爆走族 [少年向け:コミックセット]

暴走族でもヤンキーでもない品行方正なわっと(@WatOno)です。どーも。

突然ですが、僕が最も好きな漫画は、「湘南爆走族」 、通称、「湘爆(しょうばく)」です。

湘南爆走族は、1982年〜1988年まで少年KINGで連載されていた暴走族マンガで、不良暴走族マンガの原点的作品。ハチヨン世代的には、リアルタイムではりませんが、大好きです。

暴走族同士の抗争など重たいシーンもありながら、全編にわたって青春要素と癖になるギャグがかなり多く、 「今日から俺は」がさらにポップになった感じをイメージしてくれればわかりやすいかと。

小学生のころに、風で学校を休んでいて熱が下がるまで眠れずにたまたま本棚でみかけたのを読んだときから虜です。布団の中で熱にうなされながら、涙流して笑った記憶があります。あれは大変だった。

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みんないいやつだから好き

持論ですが、良い少年漫画を構成する要素に「登場人物すべてがいいやつ」というのがあります。

ドラゴンボールもスラムダンクも。登場人物どれをとっても捨てキャラじゃない、どこか愛着が湧いてしまう、これってすごい大切な要素だと思います。

湘爆は、主人公の江口洋介をはじめとして、チームのメンバー、OB、クラスメイト、ライバル、どのキャラクターもとても魅力的でいいやつです。
カプセル 湘南爆走族フィギュア シークレット入り全7種セット

主人公最大のライバル、地獄の軍団リーダーの権田二毛作が、恋する話とかなかなかふつうの暴走族漫画ではお目にかかれません。これがまた顔に似合わず超さわやか。


癖になるフレーズが多すぎるから好き

湘爆には、数々の名セリフがあります。

「思い出の品物ってできる瞬間はあっけねーな」
「恋人を失った傷にもぐりこめば傷は塞がった気になるかもしれねぇ。けど…カサブタができるころになってそこに挟まってるモンが気になってくるんじゃねーかな…それでいつかはしらけちまうんだ。そーいうのをおめぇ、カッコワルイっていうんだよ。」
「めでてーということで」
「志賀直哉の『エンヤコーラ』」
「カニは虫の中で一番うまい」

くっさいセリフもあるし、何いってんのか全くわからないギャグセリフもありますが、この漫画の言葉がもつ力はすごいです。

人生について考えさせられるフレーズが多いのです。


決めるときは決める二面性が好き

上記のセリフでもわかるとおり、普段はひょうきんで愉快な面々が、きめるときはびしっと決めるそのギャップが好きです。

手芸部内での腕相撲大会とか体育祭の棒倒しとか、めちゃめちゃくだらない話で一話使い切ったかと思えば、ライバルの部活ネタ(汗臭いスポ根)で数話費やしてみたり、話のトーンのふり幅がすごいのです。

それがキャラクターたちのそれぞれの個性を浮き彫りにさせて、活き活きと感じさせてくれています。


学生時代のモラトリアムにリアリティを感じられるから好き

小学校時代は単純にくだらないギャグ漫画といった読み方をしていましたが、ある程度、歳をとってから読み返してみると、そこには学生時代の青春とモラトリアム感に心をグッとつかまれます。

高校入学から卒業そして進路を決めてそれぞれの道を歩んでいく登場人物たち。

三年間という限られた時間の中をめいっぱい駆け抜ける登場人物たちはとても魅力的です。

読者は、自分の学生時代をある意味投影して読むことができる、そして物語に引き込まれていきます。特に卒業式の話はぐっときます。


今日のごほうび

photo credit: Guwashi999 via photopin cc

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・青春漫画としてもギャグ漫画としても秀逸
涙流してわらったり、ついついセリフを真似してしまったり、ギャグ漫画としても秀逸ですし、青春ものとしても最高です。

なかにはかなり暴力的な喧嘩シーンもありますが、最後はかならず報われるエンディングが用意されているのも、なにか安心感がある漫画です。

なかなか古い作品なので、若い世代にはなじみが薄いかもしれませんが、ぜひ読んでいただきたいです!

ちゃお!



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    東京生まれ 南カリフォルニア育ち、神戸、伊豆を経て現在は東京在住。84年生まれ/輸入コーディネーター。

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