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[Life] 会社倒産の前夜、心斎橋の夜には笑い声があふれていた その1

公開日: : 最終更新日:2013/05/02 私生活 ,

photo credit: meltedplastic via photopin cc

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以前、Posterousというブログサービスをはじめた頃に途中まで書いて挫折してしまったシリーズをおもう所あって再掲しようとおもいます。

もうだいぶ月日が経ってしまった感じはするけれど、これを残しておく事はぼくにとって大切なことなので。

僕が新卒で入った会社が、2年半で倒産するまで僕が会社とともにたどった道のりです。

それではどうぞ。


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あっという間だった1年目


僕が新卒で入社した会社は、従業員300人程度。ニッチな業界ながら国内売上げ1位という会社だった。


入社後数ヶ月の営業研修を経て、経営戦略室に呼ばれた僕は、役員の秘書をするかたわら、新規事業立ち上げや内部統制なんかを主に担当していた。

1日12時間勤務が基本。休みは週一。

その休みすらもよくつぶれてたし、パワハラもひどかったけれど、東京から大阪本社に呼ばれたし、負けられない、ここでへこたれたら行き場はないって気持ちで必死に食らいついてなんとか仕事してるって感じだった。

一年目は、一瞬で終わった。


飛躍と墜落の2年目

二年目の途中から海外とのやりとりが増えたり、担当する係争案件も大きなものがふえて、仕事はさらに忙しくなったけど、それまでの雑務的な仕事よりはるかに知的で、おもしろさを感じていた。

あいかわらずパワハラもひどかったし、休みもなかったけれど、仕事で海外いったり、知らない分野の勉強ができるのはワクワクした。


会社は、僕らが入社した前年をピークぐらいにすこしずつ売上げは減っていっていた。

別業界ではあるものの似たようなビジネスモデルを組んでいる会社がいくつか消費者トラブルで問題になっていこともあり、うちの会社も日増しに世間の風当たりがつよくなり、今まで通りの収益があがらず苦しんでいた。

そんな中、僕が入社して二年目の秋、会社が行政処分をうけて長期間一部営業停止になる。

ちょうど海外と連携した大きな事業展開を企画してるさなかで、それらの案件も全てストップせざるをえなかった。


一斉立ち入り調査

行政処分というのはいきなりくるわけではなく、立ち入り検査が事前にある。ある朝メール確認してると受付に10数名の私服の人たちがやってきて、対応した先輩に聞くと行政関係者で立ち入り検査にきたという。

そして、少し説明があったあと、一斉立ち入り調査。すべての引出しをあけられて、なかのものすべてについて説明させられる。

「この書類は?ここに入ってるものは?」

半日以上かかって、彼らはしっかり必要なものをコピーとって持って帰ってた。

その後、何度か書類による弁明の機会はあるけれど、本当に流れ作業的にことは運んで二ヶ月半後に行政処分がくだされた。


直後にテレビでも放送されたし、翌日新聞やネットのニュースにも載ってた。なんか自分が犯罪者になった気分だった。


サバイバルがはじまった

僕らは対応に追われた。

シミュレーションを何度もして、別の事業などで代替売上げを伸ばせるか、経費をどこまで削れるか、毎晩そんな会議が開かれ、帰れない日々が続いた。もちろん人員も削減しないといけない。

毎日明け方ぐらいに家に帰ってシャワーあびてまた出社する日々。本当に心身ともに追い込まれてた。



最初の一ヶ月はそれでもなんとか気持ちを切り替えて、営業部もがんばりなんとかのりこえた。

しかし、なかなか甘くはない。二ヶ月目からは売上げは全く上がらなくなり、結果、給料の支払いが遅れるようになった。


会社の給料は、25日払いと決まっていたけれど、月をまたぐことはざらだったし、最初のころは給料日に必ず社長が従業員を集めて、遅配を詫びていたけれど、それも風化し、給料日に支払いが行われなくても、経営幹部から僕ら社員には一切説明はなくなった。

僕ら薄給の若手従業員や家族持ちの従業員の中にはいら立ちや気持ちのずれが生じだし、結果として当初のシミュレーションを大幅に下回る営業実績。資金繰りもままならず会社はピンチだった。

今まで通りにしていてはつぶれてしまう、なにか抜本的な策が必要だった。


その2に続きます!

[Life] 会社倒産の前夜、心斎橋の夜には笑い声があふれていた その1
[Life] 会社倒産の前夜、心斎橋の夜には笑い声があふれていた その2
[Life] 会社倒産の前夜、心斎橋の夜には笑い声があふれていた その3
[Life] 会社倒産の前夜、心斎橋の夜には笑い声があふれていた その4




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