[オリンピック] いまさら聞けない！男子バスケ『ドリームチーム』の見どころ！

1992年にマイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、ラリー・バードなど、伝説のスター選手ばかりで結成したDREAM TEAM Iが、圧倒的な強さで金メダルに輝いてから今年でちょうど２０年。今回のオリンピックにもアメリカは、スター軍団を送り込んできました。

今回は、いまさら聞けないけど、いまいち何がそんなに注目なのがわからないよーという方のために、今回のドリームチームの注目選手をご紹介します。バスケは体育の授業以来やってない、ポートボールのがうまかった！という方でも大丈夫！

基本情報

『ドリームチーム』とは、男子バスケットボールアメリカ代表の総称。世界最高レベルのプロリーグNBAのオールスターのようなチームで、まさに夢の共演だ、とつけられた名前です。

では、今回やってきている選手たちです。
左の数字は背番号。()の中は現在の所属チーム、C F Gはそれぞれ、Cがセンター、Fがフォワード、Gがガードとポジションになってます。最後が身長。

#4 タイソン・チャンドラー（ニックス）　29歳 F 216cm
#5 ケビン・デュラント（サンダー） 23歳 G 206cm
#6 レブロン・ジェームズ（ヒート）27歳 F 203cm
#7 ラッセル・ウェストブルック（サンダー）23歳 G 191cm
#8 デロン・ウィリアムス（ネッツ） 28歳 G 191cm
#9 アンドレ・イグドラ（シクサーズ）28歳　G/F 198cm
#10 コービー・ブライアント（レイカーズ）33歳 G 198cm
#11 ケビン・ラブ（ウルブズ）23歳 F 208cm
#12 ジェームズ・ハーデン（サンダー）22歳 G 196cm
#13 クリス・ポール（クリッパーズ）27歳 G 183cm
#14 アンソニー・デイビス（ホーネッツ）19歳 F 208cm
#15 カーメロ・アンソニー（ニックス）28歳 F 203cm

監督 マイク・シャシェフスキー（デューク大学） 65歳

ちなみに、センターは、スラムダンクでいうところのゴリや魚住みたいなポジションです。フォワードは、花道、流川、仙堂。ミッチーやりょーちん、牧、藤間あたりの選手がガードです。参考までに。

チームの特徴

このチームは、他チームにくらべて身長のアドバンテージはありません。むしろチーム編成的には、小さい選手が多いです。そのかわりスピードのある選手が多いのが特徴。ポジションに関係なく、走り勝つタイプのチームなので、対戦相手はかなり疲れさせられます。

抑えておきたい有名選手

全員ビッグネームですが、とりあえず知っておきたいのは、#6のレブロン・ジェームス、#5のケビン・デュラント、#10のコービー・ブライアント。

#6 レブロン・ジェームス

ニックネームは「キング（・ジェームス）」。
ドリブル、パス、シュート、リバウンド、ディフェンス全てがそろった選手でNBAの看板スター。総合的に見て現役最強といえる選手のひとりです。

見どころ:ドリブルでゴールに向かう力強さ。スピード、パワーを兼ね備えたジェームスがカットイン（ゴールに向かってドリブルすること）すると、誰も手がつけられません。そしてそこから出されるパス、シュートのスピード、正確さにも注目。

ムダ知識：高卒ルーキーとしては、NBA史上初の全体1位指名を受けたジェームス。好きな授業は地学だった。

#5 ケビン・デュラント

ニックネームは「KD」。
NBAの得点王にして、脅威のシューター。若干23歳にして二年連続得点王を獲得するなど、世界一の点取り屋。

見どころ：なーがい手から放たれる正確なロングシュート。外からでも中からでも点が取れる選手ですが、特にロングシュートのタッチはすばらしく滑らか。鳥肌たつレベル。

ムダ知識：好きな食べ物は、カニ足。毒グモのタランチュラを文字って「デュランチュラ」と名乗っていたら、同じニックネームを持つ有名ギタリストに訴えられた。

#10 コービー・ブライアント

ニックネームは「ブラック・マンバ」。
NBA歴代得点ランキング第5位のスーパースター。両親が神戸牛のあまりの美味しさに息子をKOBEと名付けたという話はあまりにも有名。リーグ優勝を5回経験しており、現役でもっとも成功している選手のひとり。

見どころ：勝利への意志の強さ。デュラントと同じフロアのどこからでも点が取れる上に、強烈なディフェンスをすることでも有名。何より恐ろしいほど負けず嫌いな選手なので、その闘志にも注目。

ムダ知識：イタリア育ちでサッカー大好き。好きなチームはもちろんACミラン。

なんか気になっちゃうあの選手

全員スーパースターなので『要チェックや！』なんですが、特にわかりやすく気になっちゃう選手たちをご紹介。

#12 ジェームズ・ハーデン

左利きのガード。22歳にして、プレイスタイルは既に百戦錬磨のベテランのような落ち着きぶり。チームを落ち着かせてゲームをつくれる司令塔。

見どころ：あごひげ。プレイスタイル同様なにかを悟ったかのようなあごひげがとにかくすごい。


ちなみに初戦のフランス戦では豪快なダンクを決めて会場をわかせてた。あごひげが宙を舞ってるかのようだった。

ムダ知識：あごひげジョークを集めたFacebookページまで存在する。

#14 アンソニー・デイビス

今年のドラフトで１巡目１番に指名された期待のルーキー。長い手足をもった恵まれた体躯のフォワード。今回は、怪我で欠場したブレイク・グリフィン（クリッパーズ）の代わりに19歳にしてDREAM TEAM入りを果たした。

見どころ：眉毛。アメリカ国内でも眉毛の形がおかしいと散々いじられつくしている不思議なつながり眉毛にご注目。

ムダ知識：眉毛を自分でも売りにしていて『Raise the Brow(眉をあげろ)』『Fear the Brow(眉を恐れよ)』っていうフレーズを商標登録してる。

#7 ラッセル・ウェストブルック

今年快進撃でNBAファイナルまで到達したサンダーの原動力。ポイントガードながら、恵まれたサイズとスピードを活かしてカットインやミドルシュートを得意とする得点能力も高い選手。

見どころ：奇抜なファッションセンス今年のプレイオフ期間中に、記者会見に現れた際の私服が、赤ブチメガネに変なシャツで奇抜すぎると話題になった選手。「ニンジャタートルズみたいだー」といわれるなど、見た目でいじられまくってます。

ムダ知識：私服時はメガネをかけることで有名だけど、実はレンズがはいってない。キャイーンの天野くんみたい。

連覇へ！

今回も本当に個性あふれる選手たちがあつまったアメリカバスケットボール代表。実力もさることながら、見た目にも不思議な選手が多いのも、今回のチームの特徴かもしれません。

DREAM TEAM Iのころにくらべて、NBAも国際化し、多くの外国人選手が活躍するようになりました。全試合ぶっちぎりで勝てるというのは、もう過去の話、スペイン、アルゼンチンといった強豪を倒してアメリカは連覇することができるのか。注目です。

これだけのスター選手たちが、チームメイトとしてプレーする機会はなかなかお目にかかれないので、ぜひこの機会に本場アメリカ最高峰のバスケットボールをお楽しみください。

ちゃお！

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アメリカバスケットボール代表公式HP。


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バスケットボール男女放送予定。

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